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読んだり真剣に見てはいけない。

2,3日前だったか6CHの夜のニュースショーで、以前当会でも招いた藻谷浩介氏が登場していたが、曰く「地方の人は集団的自衛権に賛成の人が多い」と話していた。彼はそれは好ましいことではないと言っていたが、「地方(で会っただろう)の人」の感覚がまともだということを証明したようなものである。藻谷氏は地域づくりの研究者ではあるが、外交防衛の専門家ではない。私は彼の主張には賛同しない。

 もっとすごいのは日曜日の北海道新聞で、サッカー人気の陰で集団的自衛権をすすめている安倍政権と主張している弁護士らしき方の話を記事にしていたが、サッカー人気と集団的自衛権の話は別物だ。それを一緒にするアホな国民ばかりとでもいうのだろうか。サッカーに関係なく進めているのは事実だし、賛成できない主張もあって当然だ。しかし、自分たちの主張が受け入れられないのをサッカー人気のせいにするとは困ったちゃんそのもの。幼児性を感じる。

 ニュースには必ず尻尾があると教えてくれた方がいた。だからながめるものなのである。私たちは新聞やテレビの人気にあやかって?誕生した民主党政権が内ゲバによって崩壊したことを経験した。自分勝手だけではいけないと気づいた国民が多くなっただけのことである。
 
 私は未確認ということにしておくが、先ごろ中国の戦闘機が日本の偵察機(武器なし)にロックオンしていたという情報も入っている。以前海上でもやっている(防衛省が公表している)のだから信ぴょう性は高い。相手国の考えを鵜呑みにして防御態勢も整えず話し合いなどはあり得ない。こちらがよかれと思っても相手は全くそう考えていないのだから。いまだに円借款供与を受けていながら平気で勝手な主張をしている不思議な国、それが中国。PM2.5が旭川にも影響があることを考えれば、国際情勢にも注意をはらうのは必然である。


 
 まちづくりには戦略と防御がいる。厳しい現実とむきあって豊かな地域づくりをするには国家的な見地に立ってこの地域に必要とすることを考えて実現していくことが大切である。日本国2674年(*神話時代から数えて)の歴史の中で発展してきた地域はそれをやってきたからではないのか。
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 南北海道・木古内町で起きた貨物列車脱線事故。けが人がいないのは幸いだったが、度重なる事故の遠因を考えてみる。

 北海道新幹線が早々と来るのを期待して在来線の投資を惜しんだのがそもそもの誤りであった。

 青函トンネルの区間は上下複線。しかし、それ以外の函館青森間は単線のままなのである。

 1日20本程度のローカル線からその5倍は通過する幹線に変わったのだから、酷使されるのを見越して全線複線にしておけばよかったのである。同じ事例は瀬戸大橋線の岡山県側にもある。

 所謂ボトルネックの状態で重たい貨物車両がびゅんびゅん通過する。青森県側JR東日本は、北海道側より速度を極端に落としている区間がいくつもあって、線路の弱さをよく知って運用していることがわかる。

 もう2年もしないうちに新幹線が開業するのでこの路線を維持するだけなのだろうが、ちゃんとやっておけばという後悔ばかりが先に立つのである。

 翻って、昭和通から神楽方面に抜けるクリスタル橋の架橋に反対していた人もいたようだが、こちらは大正解である。
神楽地域(元の開発局道路事務所付近)に総合バスターミナル・バスの駅(市場)を設ければパークアンドライドもできるし、観光バスの駐車もできるのである。観光バスの客を買物公園で降ろして必要時にバスを持ってきて乗車させればいいのである。
 橋は2本あるから面的な活用ができるのであって、とりあえず1本だけでよいとか、中心部の「気」がそがれるという理屈では考え付かない考えには疑問を呈していた。

 中心部に仕事や住まいでかかわっている人は中心部からみた発想になりがちである。かなり恵まれているのがわかっているのかなあ。