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安住太伸氏について
当会のメンバーということでもあるのであえて言うが、議員政治家として務めるのがいい。旭川市でも、北海道でも、国でもいい。

自治体の長としては不向き。国会議員になりたかった西川氏が市長を務めている例もあるが、運と周りの見方によって自身の希望と違うということを理解したほうがいい。
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東氏は善戦したという見方がある。いや、西川氏が「最強」といった相手だったという話もある。しかし、2度(12年前と今回)も善戦したにも関わらず敗北したのは、ご自身の首長としての資質に疑問をもつ市民が多くいることを受け止める必要がある。

さて、東氏は6万5千票。旭川市内だけではあるが、衆議院議員選挙の候補者資格をもったといってもいい。
東氏は攻める議員向きだと思われる。自治体の長は攻めも守りもやる必要がある。時期をみて選択し直すと思われる。

西川氏はこれからの4年間が正念場。名市長と呼ばれるような実績を残せるか試される。
テイクオフは3期目まで待ってくれたのである。もう待っていないよという批判票もあったことは事実である。
鈴木宗男氏や安住太伸氏との連携はほどほどにうまくいったのかもしれないが、実のところ東氏のキャラクターが埋没した感がある。前述のふたりの個性はかなり強い。
もうひとつ。石破茂大臣や高橋はるみ知事といった有力者を呼べば呼ぶほど地元の議員の実力がないものと有権者にうつってしまうことだ。小泉純一郎総理が応援に来た平成17年の衆議院選挙で全国最高得票の落選者(金田英行氏、比例復活もなし)という地域である。人気者が来ることと、候補の実力(或いは人気かも)の乖離のさまを見せ付けられたからである。
中央直結でお金がどんどんやってきて地域が潤うというキャッチは昭和50年代に通用した話で、地元の知恵と連携次第であるというのが現代で通用する話である.
ものづくりもサービスとの連携、サービスもものづくりとの連携を意識しなければビジネスにならない。これは実感。

西川氏には民主党の枝野幹事長が応援に来た。支持団体である民主党の存在感を示すための儀式そのもので、選挙運動に関わっているスタッフや組合員に対する慰労のようなものである。民主党系市議会議員などの活躍もあるが、地味におこなえたのが無党派層や共産党支持層、公明党支持の女性層をひきつけたようである。
自由党出身の西川氏には「普段は自民党支持だけど西川氏だけは別」という支持者が多い。それぞれがバラバラに応援すると遠心力になるものと考えるのが普通だが、西川氏個人のバランス感覚が優れているものと思われる。

旭川らしいといえば建設業界の動向。事業所の掲示ポスターは東氏だけど従業員や関係先の投票依頼は西川氏と公言する経営者もいた。旭川市の発注にも以前に比べ公平感が高く、この冬も仕事に困らないそうだ。

さらに、過半数を占める女性有権者の動向。清潔感で西川氏に好感度が高かった。東氏は不潔だったのか?
スマートだが筋肉マンの西川氏は安いスーツ(失礼)でも着こなしが映える。現在の夫人が航空会社のCA出身という「他人に見られることがわかっている仕事」だったこともプラス要因だった。
自分たちが主催したまちづくりフォーラム、北海道新聞が主催した討論会、いずれも西川氏の発言のほうが具体的で迫力があり、満点とはいわないが説得力があったように思われた。

東氏の残念なところは、批判だけが前に出すぎて西川氏を凌駕するようなプランや意見が少なかったのである。いい廻しも石破茂氏の薫陶を受けたのかまわりくどい言い回しをする。戦術の大きな失敗ななのか。いや、そうではない。ローカル自民党支部が現在持つ弱点なのである。

機械金属の団体と自民党旭川支部で6月だったか懇談会を行ったことがあったが、団体の意見にまともにこたえられない自民党支部役員(市議が多い)。入札参加のテクニックとか業界の要望を鵜呑みにするだけの返答にあきれてしまったことがあった。民主党や連合が政策立案が柔軟だとはけっして思えないが、支部とはいえ国政を担っている政党自身が地方都市の現状をまともに理解できていないのでは、官僚や自治体職員に対抗できないのではないか。

西川氏は街頭演説が多く、外部露出をできるだけ行っていた。たぶん支持団体の民主党や連合の力量を補おう(自民に比べ今は劣勢)とするものだと思われる。
選挙期間中は黄色のジャンパー。11月の旭川はモノトーンに赤茶系の枯葉が基調なので明るい黄色は好まれる。
討論会は勝負の赤いネクタイ。選挙ポスターは紺色をベースに黄色の文字で目立ちながらシックに落ち着かせている。現職だから使える色合いだろう。
しかも、2度の討論会ではテレビ映りを考えヘアメイクを施していた。スタッフのセンスのよさが光る。
ご本人は体力に自身があるのか、声のトーンもいつになく力強く、変調したり上ずるようなことも殆どなかった。

東氏は同じ柄のスーツにネクタイは日替わりの色、しかも後援会と思われる「変わる旭川の会」ののぼりは白地に黒の筆字で読みにくい。「戦う前から白旗かよ!」とツッコミをいれたくらいである。
途中から赤色を基調色に変えたが、選挙ポスターなどご自身の名の文字が大きすぎてかえって目立ちにくくなった。しかも、選挙ビラ1号の写真は後頭部(薄くないとは思うが薄く見える)にちょっと問題。さらにこのビラ、メインの写真とスナップ写真の顔が全く別人のよう。いろいろな顔がある?といわんばかりである。
個人演説会は西川氏を遥かに上回る回数をこなしたが、日頃のお疲れなのか猫背気味で歩行姿勢が良くなかった。市政を正すと言っているのに姿勢が悪いとは。しょうもない駄洒落である。
昭和に大活躍したウクレレ芸人、牧伸二さんの晩年の顔を思わせるようなスナップ写真は、学年違いの同年齢である西川氏よりも2廻り年上では?と錯覚してしまうほどであった。
得票数 西川氏 平成22年(82992)に比べ3,567減の79,355票を獲得
東 氏 平成22年(西川氏と戦った佐々木通彦氏31,181+安住太伸氏29216=60,397)に比べ5,541票増加の65,938票

有権者数は291,471人で無効票2,303人。(旭川市選挙管理委員会)

鈴木宗男氏率いる新党大地(西川氏から東氏に乗り換え)が3500票、東氏を応援に駆けつけた国会議員、知事など10人で集めたのが2000票とすれば符合する。