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北海道旅客鉄道株式会社は、鉄陸両用のDMV開発を断念したと北海道新聞が本日報道した。


 DMVの最大の弱点は、雪氷なのである。
 雪の少ない本州、四国九州などでDMVを使ってローカル輸送をしたい地域はたくさんある。

 北海道とは比べるのが恥ずかしいくらい道路事情が悪くて、少量でも鉄道輸送に期待している実態は多くみてきた。
 たとえば、徳島県と高知県にまたがる阿佐海岸鉄道と土佐くろしお鉄道沿線である。

  理由を尋ねるまでもなく、見極めがわるく、自社技術をしまいこんで数年も放置したのである。当会でも10年以上前にDMV連節で旭川空港アクセスの向上を提言し、当時の北海道上川支庁が検討会を開いたことがあるが、建設的な議論もできないまま今日に至ったのである。
 おそらく、JR東日本出向者の主導で大慌てになって合理化をすすめているが、鉄道事業者としての理念もなく数字合わせに汲々としている実態なのだろうと推察する。ただし、合理化そのものを否定しているのではない。
 地域やほかの交通事業者とひざを突き合わせて交通の将来を議論することも皆無に近く机上の論理できめたのであろう。大変残念だが、天下の恥さらしを北海道地域から発信させてしまった。
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