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 旭川市の大きな出来事と言えば、市長選挙で政権交代が起きたことだろう。
 西川将人氏が、一身上の都合により辞職(後段に詳細)し、その流れで市長、北海道議会議員の補欠、旭川市議会議員の補欠と3つの選挙が行われる運びとなり、誰がどこに出るのと大騒ぎになった。
 当会は、会員による衆知を集め「まちづくりフォーラム」を開催。いずれにも偏らない質問を練り上げて立候補表明者(この時点ではそう呼ぶ)オンラインで開催したのが9月3日。
 私の見方とことわっておくが、この開催で情勢が変わったといっていい。どちらにも公平になるように質問したが、答えるのはご本人であり、感じて投票行動の参考にするのは旭川市民である。「いじめ問題と、除排雪問題」。この2つは感情を揺さぶったのかずば抜けて大きな関心があったようである。
 新しく市長に就任した今津寛介氏は、さっそく先進地視察や除排雪に指示を飛ばし徐々に庁内を把握しつつあるようだ。今津さんも会員ではあるが、立場が変わったところで今後も積極的にまちづくりの議論を重ねてまいりたい。

 西川将人氏は衆議院議員総選挙に北海道6区と比例代表北海道に立候補したが、小選挙区では前の北海道議会議員の東 国幹さんに3万5千票の差をつけられ、比例復活当選も及ばなかった。旭川市長を辞職しなかったほうが良かったかもという声もあるが、支持者などの関係で無理だったのだろう。捲土重来、雌伏の時である。旭川・上川地域における立憲民主党系の凋落は著しく、指示母体の弱体化もあって人材の発掘と政策の練り上げを丁寧にやっていく必要がある。

 とはいえ、政権交代があろうとなかろうと地域の課題はずっと山積みであり、当会としても問題点を解決に導くよう勉強会などを重ねていきたいと思っている。
 今年は、自治体の長や議員の入会が多かったが、民間経済人も声掛けして仲間を増やしていこうと思っている。
 令和4年(西暦2022年)も、創造と改革を進めていく所存である。

 
 
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