2019年11月14日 (木)
JR北海道日高本線の鵡川駅~様似駅の区間廃止が事実上決着した。
昭和61年11月に命運は尽きていたといっていい。優等列車の廃止である。
当時、運営会社は日本国有鉄道で、顧客満足の運営には程遠く、札幌と浦河の間に都市間バスができても列車の速度や居住空間の向上、価格の見直しなど行えず、急行列車を廃止せざるをえなかったのである。
その後も、軽快気動車の導入を行い経費削減を狙うも、車両の陳腐化や居住空間に問題を抱え、さらには衝突事故を起こし、投資回収ができなかったのである。
平成27年の1月から2月にかけての暴風高波で路盤を削られ、運行停止となり、現在は列車代行バスを運行している。
実は都市間バスも、利用者減少と運転要員の確保に問題を抱え、けっして安泰ではない。
浦河発は前日予約制で使い勝手が悪いのが実情である。
感情としては、路線を残したいが、運行会社の組織的な問題を考えると、ほかの路線もスクラップ&ビルドを加速化させるべきだと思う。
子供のころ、様似始発で静内から急行列車に代わる朝6時45分発の札幌行きの列車{えりも1号}にはわくわくした。思い出は思い出として、合理的な進化を考える必要がある。
昭和61年11月に命運は尽きていたといっていい。優等列車の廃止である。
当時、運営会社は日本国有鉄道で、顧客満足の運営には程遠く、札幌と浦河の間に都市間バスができても列車の速度や居住空間の向上、価格の見直しなど行えず、急行列車を廃止せざるをえなかったのである。
その後も、軽快気動車の導入を行い経費削減を狙うも、車両の陳腐化や居住空間に問題を抱え、さらには衝突事故を起こし、投資回収ができなかったのである。
平成27年の1月から2月にかけての暴風高波で路盤を削られ、運行停止となり、現在は列車代行バスを運行している。
実は都市間バスも、利用者減少と運転要員の確保に問題を抱え、けっして安泰ではない。
浦河発は前日予約制で使い勝手が悪いのが実情である。
感情としては、路線を残したいが、運行会社の組織的な問題を考えると、ほかの路線もスクラップ&ビルドを加速化させるべきだと思う。
子供のころ、様似始発で静内から急行列車に代わる朝6時45分発の札幌行きの列車{えりも1号}にはわくわくした。思い出は思い出として、合理的な進化を考える必要がある。
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