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札幌市の上田文雄市長が、2026年の冬季オリンピックを目指す方向であるということを予算発表の場で表明した。

ことの是非は多々あるが私はチャレンジすることは賛成する。ただし、東京で2度やっているからうち(札幌)もという考えになっているようだ。経済界を中心にそういわれているそうだが芸がなさすぎといっていい。

私の考えは、札幌で開会式と閉会式、そして各競技のバックヤード(トレーニング)だけにして、殆どのの競技を札幌圏以外の地でやるというのはいかがだろうか。


過去オリンピック招致活動をした旭川になんでももってこいというのではない。カーリングは北見、ジャンプは下川、スケートは帯広と釧路、そして苫小牧。スキーは富良野、ノルディック複合は上川~旭川間とか、北海道各地を縦横無尽に競技会場をおいて、選手や関係者の移動を活発にできるようにすればいい。

前回1972年開催のオリンピックは札幌に資本集中を招き、北海道内における過密と過疎を急加速させたのである。都市基盤が揃っているからバックヤードに徹して、オール北海道のサポートを行うのが札幌の役割ではないだろうか。それが、東京と似たりよったりと揶揄されている札幌の創造的な発展にもつながるのではないだろうか。

地域分散型にするというのはそれぞれの特性を生かすこともある。それに、前回同様札幌周辺だけの発展にとどまる(実証している)からである。北海道に13もある空港、高規格な道路も1000キロを超えたのにもかかわらず、なぜ分散をしないのだろうか?新千歳空港の冬の弱さは折り紙つきであるというのに。

それよりも地域の分散と巻き込みでオール北海道オリンピックにしようではないか。
まずは、札幌市長と北海道知事が共同で取り組むべき課題だと思う。
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