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 6月2日に行われた地域の高等教育を考える討論会。
 私は、開会挨拶の中で問題提起をした。

 昭和46年1月発行の「旭川経済ビジョン」(非売品、伊藤善行・東京女子大学教授監修)という本があって、当時2年がかりで「旭川経済会議」(事務局:旭川市)というものを行って、地元の経済人と東京の経済学者と勉強会を行っていたようだ。

 高等教育に関する記述がないのである。

 1年後に北海道東海短大、その翌年に国立旭川医大が開学していることを考えると、産業とのかかわりをあまり考えていなかったということになる。私の見立てだと、五十嵐広三市長が「研究学園都市」を構想して二つの大学を誘致できたのだが、その後が続かなかった。つまり、五十嵐さんのスタンドプレー(よくも悪くも)だったのではないだろうか。
 何か大学と地域住民との距離があったような気がする。

 いまこそ、高等教育の意義を考えて行動していくべき。



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